旅ってなんだっけ?
2018年8月にサラリーマンを辞め、時間に余裕ができてからは、定期的に旅を続けている私。
まるで呼吸するかのように定期的に、
ああそろそろ旅したい!って心が欲するし、
旅はわたしにとってライフスタイルのひとつで、人生において当たり前の存在となっている。
2019年もたくさん旅しました。
年明けのロンドンから始まって、
バンコク、ミラノ、シチリア島、上海、ハワイ、ローマ、アマルフィ、
ロンドン(2回目)、ファロ、ポルト、リスボン、韓国、ニューヨーク、
韓国、バリ島。
中には仕事で行った海外渡航も。
なんでこんなにも旅をしたくなるんだろう。
わたしにとって旅って何なんだ?
年末年始はとにかく時間があったので、
旅についてひたすらにぼーっと思いにふけてみた結果、
なんだか旅する意味がわかった気がした。
私にとって、旅は丸裸の自分になる時間。
日本で日常生活を過ごしているとどうしてもいろんなものを抱えてしまったり、
社会生活をやり過ごすために、ニセの自分像を演じてしまったりする。
周りの人と比べて落ち込んでしまったり 、
仕事のプレッシャーから肩に力を入れすぎてしまったり、
虚栄心をもってしまったり。
旅はそんな日常生活から離れて
丸裸の本当の自分自身に戻る時間、向き合う時間だと思う。
旅先では普段の肩書きや人間関係は全く関係ない。
丸裸になった石田めぐみとしての時間。
こんなに空気って美味しかったっけ?
こんなに空って綺麗だったっけ?
普段気づかない自然の美しさや壮大さに、
自分のちっぽけさを感じたり。
見知らぬ土地で出会う人の優しさはいつも以上に心に沁みる。
心の底からのありがとうを伝えて笑顔が返ってくると、
たいして言葉も通じないのになんだか心が通じた気がした。
この感覚きっと間違ってない。
人間同士は本来こうやって、ただ愛や思いやりで通じ合っているのかもしれない。
本当にシンプルなことなのに、
どうしていつも複雑にしすぎてしまうんだろう?
旅を終えて楽しんで帰ってくると、
いつもなんだかエネルギーが湧いているけど、
こうやって旅で本来の自分に戻って心を開いていたからなんだなぁー。